有事の金が熱い!CFDが盛り上がるわけ

最終更新日 2024年4月3日 by anyway

この記事は以下のような人におすすめです

・CFDについて詳しく知りたい
・有事の金の特徴を知りたい
・金の価格が上がる理由を教えて欲しい

世の中には様々な金融商品がありますが、商品ごとにリターンとリスクが異なります。
例えば国が発行している国債や地方自治体の債権などは信用力が高く、元金が返ってくる可能性が高い商品として知られています。
国債や地方債では決められたタイミングで利払いが行われ、この利息が投資に対するリターンになります。
国債や地方債自体の価格も上下し、多く人が売れば価格が下がるため、それに応じて購入資金に対する利回りは高くなるでしょう。
こうした売買がうまくバランスを取ることによって金融商品の価格が決まります。

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債権よりもリスクがある株式

債権よりもリスクがあるのが株式です。
株は企業が発行している債権で保有している株数に応じて配当や株主優待を得ることができます。
企業は経営状態によっては破綻してしまう危険があり、もし所有している株の発行元が倒産してしまった場合、株の価値はほぼゼロになるでしょう。
そのため株に投資するときは企業の業績や将来性などを判断する必要があります。
特に長期間保有するときは、その事業が将来性があるものなのか、自己資本比率は低くないか、格付け会社の評価はどうなっているかなど確認しましょう。

FXやCFDも日本人には人気の金融商品

FXやCFDも日本人には人気の金融商品です。
FXはある通貨と別の通貨の価格差を利用した差金決済取引です。
例えばドル円が100円のときに米ドルを購入し、110円になったときに売れば10円の利益が生まれます。
預け入れる資金を証拠金(保証金のようなもの)にすることで、本来持っている資金の何倍もの取引をすることができ、これをレバレッジ取引といいます。
日本の金融庁管轄のFX会社では、レバレッジは最大で25倍とされています。
つまり1万円の証拠金で25万円分の外貨の売買が可能になるのです。
かつては100倍、200倍など、かなり高いレバレッジをかけた取引をすることが可能でしたが、段階的に規制され、現在の数値になっています。
市場が荒れた場合、証拠金比率が変更されることもあるので注意が必要です。
CFDはFXの商品版のようなものだと思っておくと良いです。

ここ数年有事の金が高値で取引されている

ここ数年の間でコロナウィルスのパンデミック、世界的なインフレ傾向、ウクライナとロシア情勢などの影響から、有事の金が高値で取引されています。
FXやCFDでは価格差を利用した取引をすることから、価格がほとんど変わらないような通貨や商品を売買しても利益が出しにくいばかりか、金利差がある場合は赤字になってしまうこともあります。
この数年金融市場は大きく揺れる出来事が多く、この大きな値動きはチャンスでもあると言えるでしょう。
原油価格に関してはコロナによる経済の停滞が予測されたため、一時期ほぼ値が付かないくらいまで価格が下がることがありました。
それがコロナとの共存する社会へと動きが変わったことや、産油国であるロシアへの制裁などによって原油不足になる懸念から、一気に価格が上昇しています。
もちろん原油での取引でもリターンは望めますが、原油は生ものですので、余れば価格が大きく下落することがあります。
一方で株式会社ゴールドリンク曰く、金は昔から変わらぬ価値がある資産とされており、どのような状況になったとしても金の価値が失われたことは、人類史上ありません。
金は美術品としてだけでなく、電子部品の材料など、身近な様々なものに使われており、これからも価値が大幅に下がる懸念は少ない資産です。
【関連】株式会社ゴールドリンクの会社概要

1日に数十ドル単位の値動きをすることも珍しくない

こうしたことから近年では金の価格差(ボラティリティ)が上昇しており、売買チャンスのある商品へと変わってきました。
1日に数十ドル単位の値動きをすることも珍しくなく、うまく流れに乗ることができれば少ない資産でも大きな利益を出すことができるでしょう。
一方でロスカットについても気を付けなくてはなりません。
大きな利益を生むチャンスは、大きな損失を出すリスクでもあるのです。
国内の証券会社で取引する場合、口座残高がマイナスになってしまうと入金して不足分を解消する必要があります。
つまり実質的にマイナスになっている残高は借金なのです。

海外のFX会社でもCFD取引をすることができる

一方で海外のFX会社でもCFD取引をすることができ、海外では口座残高がマイナスになっても自動的にゼロにする「ゼロカット」という仕組みが取り入れられているところが多いため、借金になる危険がありません。
日本の会社で取引をするよりもスプレッドが広いというデメリットもありますが、海外での取引のほうが高いレバレッジをかけることもできるため、ローリスクハイリターンであると言えます。
海外の会社の中にもいろいろな企業があるため、必ず海外の規制当局の免許を持っている会社で取引するようにしましょう。
大手とされる企業の多くは営業実績もあり、トラブルになるリスクが少ないです。

まとめ

日本語サポートが充実しているところであれば安心ですが、ホームページが日本語で表示できるからと言って、サポートに日本語が話せる人がいるわけではない点にも注意が必要です。
日本語が通用しない会社を利用した場合、やり取りは英語でしなくてはなりません。