今話題の「オンライン自習室」とは?

最終更新日 2024年4月3日 by anyway

オンライン自習室は、学校や学習塾、図書室などの自習室のような雰囲気を自宅で再現できるサービスのことです。
なお、その仕様の詳細は利用するサービスの種類によって異なりますが、基本的に専用のページにアクセスしてほかの人の存在感を意識した中で勉強を行う、というものになっています。
中には、パソコンなどを必要とせずスマートフォンなどの端末のカメラで自分の手元を映すことができるタイプのものもあります。
また、チャットツール機能などが完備しており、目標の宣言や報告を行うことで勉強の集中力アップを見込めるサービスもあります。

勉強にひとりで取り組むよりも集中しやすい環境を手に入る

このようなオンライン自習室を活用する最大のメリットは、誰かに見られているという緊張感を持てるがゆえに、勉強にひとりで取り組むよりも集中しやすい環境を手に入れることができる、というものです。
また、誰かと一緒に勉強することは切磋琢磨することにつながります。
自分ひとりで頑張るときよりも、今日この時間で問題集はここまでやるといった目標を立てて実践する。
その一連の行為により前向きになれるがゆえに勉強効率向上を見込める点もその利用にあたってのメリットです。

一度アクセスしてしまえば物理的にサボりを阻止できる

加えて、前述したとおりそのサービスの中にはスマートフォンなどのWebカメラを使って手元を映すタイプも多いです。
このようなタイプのサービスを利用している場合、その間は半強制的にスマートフォンをその間いじることができなくなります。
オンラインタイプでない一般的な自習室で勉強している際にはついSNSをチェックしてしまったりスマートフォンで遊んでしまうため、いまいち勉強に集中できなかった。
そんな経験をお持ちの方も多いことでしょう。
一方で、オンラインタイプのサービスであれば、一度アクセスしてしまえば物理的にそれを阻止できるタイプも存在するわけです。
スマートフォンをいじって勉強に集中できない。
そのタイプの子はスマートフォンを使ったサービスの利用がおすすめです。

他の人の音や臭いを気にする必要がない

さらに、オンライン自習室ではリアルにその場にお互いが顔を合わせているわけではありません。
それゆえに、他の人の音や臭いを気にする必要がない点も特徴であり魅力です。
自分側の学習内容も周囲に気を使う必要がないので、音声学習を行ったり勉強しながら飲食することもできます。

場所に移動する手間や交通費も一切かからない

そのほかにもオンライン上のサービスであるがゆえのメリットは存在します。
たとえば、基本的に自宅で学習時に利用するサービスであるがゆえに、その場所に移動する手間や交通費も一切かかりません。
身支度かかる時間も不要になるので、より一層無駄なく勉強時間を確保できるようになる点もメリットです。
また、天候に左右されることもなく重い教材やノートを詰め込んだかばんを持ち歩く必要がない点もオンラインサービスであるがゆえの魅力と言えます。
つまり、オンライン自習室はやるべき学習や進め方が自分である程度明確化できている人、あるいは学習習慣や自分なりの学習の進め方が定着しているものの、ひとりだとなかなか勉強に集中することができない。
そのようなタイプの高校生や高卒生におすすめのサービスと言えます。

オンラインシステムをある程度使いこなせる人でないとそのサービスの利用がしにくい

ただし、このような魅力的なサービスではありますがその利用にあたっては当然デメリットも存在する点には注意が必要です。
たとえば、オンラインシステムをある程度使いこなせる人でないとそのサービスの利用がしにくい傾向にあります。
特に、無料のタイプのサービスを使っている限り専用のサイト内で小さなグループを作って移動したりチャット機能を使って目標の宣言や報告を行うなど、全体的にオンラインシステムを駆使することが多いです。
いつどこをどのように操作すればよいのかといったデジタルだからこその対応は求められます。
そのため、ネットツールやデバイスをまだ上手に使いこなせない子供を一人で酸化させるのが不安な場合、はじめのうちは保護者の方も一緒に操作をし、徐々に慣れていく。
そのような期間を設けるのがおすすめです。

通信量やかかる費用にも注意する必要がある

また、その利用にあたっては通信量やかかる費用にも注意する必要があります。
自習中は基本的に常にカメラを起動して使うサービスです。
そのため、その起動時に携帯回線を利用してしまうと通信制限がかかってしまうかもしれません。
ゆえに、基本的にそのサービスの利用にあたっては通信量無制限のインターネット回線を利用するのが理想ですがそれが難しい場合使用するオンラインツールの設定でカメラの画質を落としたり音声を切るなどすることで、通信量低減の工夫を施しましょう。
加えて、勉強している手元を映すタイプのサービスを利用している場合、スマートフォンを使って勉強に関することの検索をしにくくなる点もデメリットと言えます。

まとめ

なお、その際にもインターネットの検索機能なども並行して利用することはできますが、そうするとWebカメラに顔が写り込んでしまう点には注意が必要です。
勉強中の検索の週間がある子の場合、サービス利用とは別の端末を用意してあげるようにしましょう。
自習室 新宿