そのままでIPv4とIPv6の両方が利用できるspeedia光

最終更新日 2024年4月3日 by anyway

1,speedia光をお勧めできる理由

speedia光は追加料金や特別な設定も必要なくIPv6が利用できる、おすすめのインターネットサービスプロバイダです。

現在最も普及している通信形式はIPv4ですが、近年になって世界的にIPアドレスが枯渇しており大きな問題となりつつあります。

IPv4のIPアドレスは3桁の数列を4つ組み合わせて構成されており、約43億個のIPアドレスを作り出せることから当時は十分な数であるとされていました。

しかし、今や世界中の誰もがパソコンやスマートフォンでインターネットを利用するのが当たり前となり、その数が足りなくなることが懸念されています。

もしもIPアドレスが完全に足りなくなれば、接続時に付与されずにインターネットが利用できない事態も考えられます。

また、IPv4を利用した回線は常に混雑しており、本来のパフォーマンスが活かせない状況が常態化しています。

2,IPv4とIPv6の両方に対応

IPアドレスには国コードが含まれており世界各国に割り振られていましたが、不足を補うために利用者が極端に少ない新興国のIPアドレスを他の先進国でも転用できるようにする措置が取られましたが、それでも需要の増加には追いつくことができませんでした。

そんな問題を解決するために登場したIPv6は4桁の数列を8つ組み合わせて構成されており、理論上は340兆の1兆倍ものIPアドレスを作り出すことが可能でIPv4の課題であった数の問題を解決できるだけではなく、現在では比較的空いていることから混雑を回避して快適にデータの送受信が行えるのも大きなメリットです。

そんなIPv6は一見すると良いことばかりに感じますが、ここでひとつの壁にぶつかるのが互換性の問題です。

利用するシステムをIPv6にした場合は、IPv4のネットワークに接続することが不可能となり、IPv4しか用意していないサービスは利用できなくなってしまいます。

大手のポータルサイトなどを中心にIPv4とIPv6の両方に対応したウェブサイトを用意する動きも徐々に始まっていますが、一部のオンラインゲームや銀行のオンラインバンキングでは現在でもIPv4のサービスしか提供されていないケースもまだまだ多く、特にビジネスで必要な場合にはIPv4の混雑や将来的に枯渇するリスクを踏まえつつも、IPv6への移行を躊躇してしまう理由のひとつとなっています。

そのような状況に置かれている方に最もおすすめなのが、IPv4とIPv6の両方が利用できるspeedia光です。

デュアルスタックのIPv4 over IPv6を採用し、IPoEでネイティブ接続ができるIPv6回線でありながらもIPv4接続が行える画期的な方式を実現しています。

しかも、多くのIPv6サービスはオプションサービスに加入して別料金が発生するケースが圧倒的に多い中で、speedia光では戸建て住宅向けのファミリータイプの月額4300円、集合住宅向けのマンションタイプの月額3300円を支払うだけで追加料金が一切必要ありません。

3,他社には無い快適なインターネット環境を実現

申し込み時に実施される工事で設置されるホームゲートウェイに直接端末を接続して利用する場合にはユーザー側で一切の設定を行う必要は無く、接続用ソフトウェアが自動的にインストールされます。

ホームゲートウェイをブリッジモードにしてブロードバンドルーターに接続してる場合でも、従来型のPPPoE接続の設定を無効にするか削除して再起動するだけです。

このサービスによりユーザーは意識することなく、IPv4とIPv6を1つの回線で利用できるようになります。

端末の側ではどちらかしか利用しない場合にはそのままで構いませんが、IPv4とIPv6を使い分けたい場合にはデバイスマネージャからLANアダプターで利用するインターネットプロトコルを設定する必要があります。

毎回設定を変えるのが面倒な場合はプロファイルを読み込むだけで切り替えられる機種にするのが便利ですが、昨今では2つのLANアダプターを搭載しているデュアルLANに対応したパソコンも徐々に増えており、シームレスにIPv4とIPv6を利用することも可能です。

その他にもspeedia光ではオプションサービスが充実しており、月額500円から始められるひかり電話、月額750円で光ファイバー回線を通じてスカパーの視聴もできる光テレビ、月額500円でパソコンにオペレーターがリモートアクセスして操作方法を教えてくれたり設定の代行をしてくれるリモートサポートサービスも提供されています。

speedia光はNTTのフレッツ光と同様の回線を使用していることから最大で1Gbpsの速度を誇り、前述のIPv4 over IPv6との相乗効果により他社には無い快適なインターネット環境を実現しています。

また、既にNTTのフレッツ光に加入している場合は、転用承諾番号を取得するだけで敷設されたケーブルや光コンセントなどの設備はそのままに移転することも可能です。